会社情報
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沿革

NHCS立ち上げの背景

翠会ヘルスケアグループ 成増厚生病院が電子カルテの導入を検討し始めたのは2000年頃でした。当時は、まだどこの精神科病院にも電子カルテが導入されておらず、「電子カルテって何?」というくらい認知の低いものでした。
そんな中でも導入に踏み切ったのは、紙カルテでは実現できない多職種での効率的でスピーディーな情報共有に期待したからです。精神科では長期間の治療によりカルテ情報が膨大になることも多く、診療に関わるさまざまな職種のスタッフが患者さんの状況を正しく把握できる必要性を感じていました。
実際に導入してみると、PC端末さえあればいつでもカルテを参照できるようになり、カルテ記録やスタッフ間の情報共有が進みました。また、PCでの文字入力に慣れれば、記録や精神科文書の作成も紙カルテを使用していた時とは比べものにならないくらい効率的に作成できるようになりました。
効率的に情報共有や作業できるようになった分、スタッフ一人ひとりが患者さんのケアについて考える時間や実際に患者さんと接する時間が増え、それが診療の質の向上に繋がったと感じました。
これはいいと思い、日本の精神科医療を変えるためにも他病院への電子カルテ導入を考えました。ただし、成増厚生病院での電子カルテ導入において、システムを知らない病院と精神科や医療を知らない電子カルテベンダーの検討は話が通じないことが多くお互い苦労しました。そのため、病院とベンダーを繋ぐ架け橋になれる存在としてNHCSを立ち上げました。

会長 新貝 憲利

沿革

1990

医療法⼈社団翠会のグループ企業として創⽴

2002

医療法⼈社団翠会 成増厚⽣病院にて電⼦カルテシステムの導⼊プロジェクトスタート

同時に、院内にIT医療推進室を設置

精神科専⾨療法のシステム開発に着⼿

2003

医療情報システムの開発、販売、導⼊コンサルティング会社として事業リブランディング(成増厚⽣病院のIT医療推進室から発展的に起業)
社名を有限会社NHCS(Nippon Hospital Care Service)に変更

⻲⽥医療情報株式会社のWEB型電⼦カルテシステム『アピウスPsyche』の埋め込み型アプリケーションとして精神科作業療法、精神科デイケアシステムをリリース

相談情報管理システム『CaseBank』の販売開始

2005

有限会社から株式会社への組織変更

2007

精神科訪問看護システム『HomeBank』の販売開始

2008

事業拡⼤に伴い事務所移転(板橋区三園)

2012

『CaseBank』『HomeBank』をWebアプリケーションに更新

2014

事業拡⼤に伴い事務所移転(板橋区成増)

2017

訪問看護ステーションの請求業務に対応した『HomeBankST』の販売開始

2021

精神科専⾨療法システムをblancに移植し、クラウドサービス化

Cloud型の相談情報管理システム『CaseBank Cloud』の販売開始

Cloud型の精神科訪問看護システム『HomeBank Cloud』の販売開

Cloud型の訪問看護ステーション対応システム『HomeBankST Cloud』の販売開始

Cloud版ジェノグラム作成ソフト『Kazokuzu』の販売開始

2024

事業拡⼤に伴い技術部⾨分室を開設(板橋区成増)

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